新型コロナウイルス対策で新たにお弁当づくりや配食をはじめたこども食堂活動団体のみなさまへ

2020.04.24

お弁当づくりや配食で気をつけたい衛生のポイント

★リーフレットはダウンロードできます:印刷してご活用ください http://mow.jp/pdf/eisei_kodomosaposen20200424

【調理のとき】しっかり加熱、しっかり冷ます

① 生野菜、カットフルーツなどの加熱しないものをそのまま入れるのはやめましょう。レタスやサラダ菜の生野菜で仕切りをするのもやめましょう。
② ハムソーセージ、ちくわ、かまぼこなどそのまま食べられる加工品は必ず火を通しましょう。
③ 特に注意
・肉団子、ハンバーグ、から揚げなど、火の通りがわかりにくいものは必ず確認
・汁気が多いおかずは汁気を切って
・常温で作り置いたカレーは危険
・卵料理はしっかり加熱したものを。スクランブルエッグや半熟ゆで卵、温玉は避けて
④ ごはん、おかずとも別々にしっかり冷ましてから盛り付けます。扇風機やうちわを使うと便利です。

【盛り付けのとき】清潔な道具で清潔な容器へ

① 清潔な弁当容器につめましょう。弁当箱、カップとも使い捨てが衛生的です。
② 盛り付けるときは清潔なトングや箸、使い捨て手袋を使いましょう。
③ 蓋の内側に結露しないよう、しっかり冷ましてから蓋をしましょう。

【配達するとき】お弁当ができたら保冷しながらすみやかに配達

① クーラーバッグなどを使い、保冷しながら配達するのをおすすめします。保冷剤を使いましょう。
② お弁当はなるべく直接手渡しし、すぐに食べてもらうよう声をかけましょう。
③ 留守でも戸外に置き配はしないようにしましょう。

【お弁当を食べる人に伝えましょう】

① 食べる前には手を洗いましょう。
② 届いたらすぐに食べましょう。
③ すぐ食べないときは冷蔵庫に入れましょう。食べるときにレンジで加熱すればさらに安心です。
④ 残したものは取っておかず、捨てましょう。

食品衛生の基礎知識については、このホームページの「こども食堂団体の皆さまへ」を参考にしてください。

食品衛生についてもっと詳しく知りたい方は、管轄の保健所でも情報を聞くことができます。

食中毒予防の三原則

1 細菌をつけない

→しっかり手を洗う
(調理前/肉・魚・卵を扱った後/鼻をかんだあと/トイレの後/肌や髪を触ったあと)
→まな板や包丁を、肉魚用、野菜用、仕上げ用に使い分ける

2 増やさない

→調理後はすぐに冷まし、保冷して配達する
→手渡し後2時間以内に食べてもらう。すぐに食べない場合は冷蔵庫で保管
→食べ残しは取っておかないで処分する

3 やっける

→中心まで火を通す。75℃・1分以上の加熱
→手指や器具の殺菌・消毒