吉野家さんが毎月、子どもの居場所に牛丼を提供!

9月にスタート。毎月、温かい牛丼をお届け♪

 牛丼屋チェーンの吉野家さんが、子どもへの食事支援として那覇市内の子どもの居場所に牛丼の提供を始めました。9月にスタートした取り組みで、毎月1回、居場所を通じて、子どもたちや、支援が必要な世帯に牛丼並盛を提供しています。9月は89食、10月は115食、11月は113食をいただきました。

 吉野家さんは「子どもたちに温かい牛丼を食べてもらいたい」という思いで支援を検討。これまで、子ども支援や居場所支援に取り組んだことはないということで、那覇で支援モデルをつくり、全国に広げていく考えも持っています。

 牛丼は美味しさと安全衛生の観点からできる限り早く提供・食べてもらうことを大切にして、受け取り時間直前に提供個数の弁当が完成するように盛り付けるといった、スムーズな受け渡しの仕組みも考えながら取り組んでいます。

心温まる感想も届きました

 居場所に届いた牛丼の蓋を開けると温かさと食欲をそそる匂いが広がり、子どもたちは友だちと一緒に牛丼の美味しそうに食べています。ご飯粒1つも残さずに丁寧に食べる姿もあり、食の大切さを感じました。

 感想でも「とにかくおいしい」「あじがこゆくて とてもおいしかったです また来てください」といった心温まる子どもたちの思いや、「吉野家さんの牛丼は親子共々、初体験でした。子どもたちも大喜びで、食卓を笑顔にする吉野家さん最高です」「7月から母子家庭となり、経済的に大変苦しい生活ですが、このようなプロジェクトがあり、とても助かっています。感謝の気持ちでいっぱいです」といった親の切実な状況や感謝の言葉も届いています。

 大人気の吉野家の牛丼。多くの居場所、多くの子どもたちや家庭に届くように、長く長く続くプロジェクトになるように、サポートセンターとしてもうまくコーディネートしていきたいと思います。

取り組みは福祉新聞(10月5日付)でも掲載されました