食でつながるフェスタinいしかわ 開催レポート
2019.07.24
県内外に仲間を広げよう!石川で居場所づくり実践者の大交流会
7月14日(日曜日)石川県青少年総合研修センターにて、「食でつながるフェスタinいしかわ」が開催されました。
テーマである「~居場所づくりから生まれるネットワークを考える~」にふさわしく、石川のほか富山・岐阜・兵庫・滋賀など、県内外から居場所づくりに関心のある70名以上の方にご参加いただきました!
オープニングセレモニーでは、県立鹿西高校3年生の土倉早貴さんより、高校生の主張として「おいしい共同養育を」のスピーチを聞きました。
全国青年弁論大会中高生の部で優良賞を獲得された土倉さんのスピーチには、「地域の子どもは、地域みんなで見守り育てよう」という想いが貫かれていました。
「食」を通してつながりあうことを大切に・・このことが、若い世代にも伝わっていることに勇気をもらうとともに、会場全体がさわやかな気持ちに包まれました。
基調講演では、山崎美貴子さん(東京ボランティア・市民活動センター所長)より、食の居場所づくりの広がり・継続のための課題についてお話をいただきました。各地の実践事例を踏まえながら、関係機関と協働的な関係のもとで活動を進めていくことをアドバイスいただきました。
続く事例報告では、日常生活支援サポートハウス「郷の家」山本実千代さん、NPO法人かもママ「地域共生の家 母屋わらわら~っと」河原廣子さん、「こども食堂ゆめ」川上由枝さん(認定NPO法人おやこの広場あさがお)・光あゆかさん(学生ボランティア)より、県内3事例を紹介。
担い手・対象・拠点はそれぞれ異なりながらも、「多様な人を受け止める居場所」の役割を担っている様子を知ることができました。
その後、ファシリテーターをお迎えして①空間づくりの工夫(場所)・継続の課題(担い手) ②運営資金・物資調達 ③あれ?と気づいた時の対応の3テーマについて、グループごとに話し合いました。
午後は引き続き、お弁当を食べながらのランチ交流会!
お話のお供に、鹿西高校生が企画作成に関わった和菓子「おりひめ帷子(かたびら)」をいただきながら、和やかな雰囲気でした。
食の居場所づくり推進のために、たくさんの地域の応援団を巻き込んでいこう、とめざすことの共有ができた貴重な時間でした。
ご協賛をいただきました、アサヒ飲料株式会社様をはじめ、関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
★アサヒ飲料では、寄付型自販機を通じたこども食堂支援を推進しています。ご関心のある方は、こども食堂サポートセンターまでお問い合わせ下さい。