山口県のフードバンク活動視察してきました!

2022.08.15

配布会

下関にある、こどもや家庭支援をしている『紙ふうせん』にて8月12日配布会が開催されました。夏休みのためたくさんの食品が届いており、ボランティアのスタッフも汗だくになりながら、準備をしていました。

また、食品には一つ一つ番号が振られたシールが貼ってあり、この番号登録やシールを貼る作業もボランティアの方々による手作業で行われています。

年々フードバンクポストの活動が広がり、寄贈食品の増加している中、こういった細かい作業をするのが大変になってきているとスタッフの方もお話しされていました。

配布会が開始するとたくさんあった食品が5分もたたないであっという間に空に!!

下関では年々こども食堂の数も増えており、祝日ではありましたが、この日も多くの団体さんが取りに来られていました。

夏の暑さに負けないくらい、エネルギー溢れる配布会でした☺

ひかりステーション

山口県内で8番目の拠点となる『ひかりステーション』。

2021年5月23日から、熊谷興業株式会社様によりフードバンク山口ひかりステーションを運営しています。

本社である光市に事務所を設けており、今回代表取締役の熊谷さんにお話しを伺わせていただきました。

事業の一つとして、産業廃棄物などのリサイクル事業もしており、まだ使える物が廃棄されることも多く、日頃から「もったいない」を感じていたそう。

この「もったいない」の意識がフードバンクに結びつき、ステーションとしてサポートすることになったそうです。

賞味期限ごとに整理されている棚には、提供食品を活用したレシピなども貼られていました📝

食品提供だけではなく、レシピも一緒にあることで、受け取り側も活用方法のイメージがしやすく、とても参考になりました✨

地域の企業の方々にも支えられ、企業と市民団体との協働現場を実際にみることができる貴重な機会となりました。